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こんにちは。
今回は「走る」がテーマです。
「走る」というのは「正確なテンポに対して前(先に)で弾いてしまう」という事です
この「走る」は音楽的には否定的に考えられています。「曲の途中で走った!」「リズムが走っている!」などよく言われます。実は「走る」の他に「遅れる」というのもありますが、「走る」方が多いように思います。
ではこの「走る」の原因と改善策を考えてみます。
(バンドやアンサンブルを想定して考えてみます)

1、自分の音しか聞いていない。

これは最も多いパターンだと思います。自分の演奏に入り込んでしまい、テンポを見失ってしまいます。周りの音を聞いていない事も含まれます。また「遅れる」という事もありますが大抵「前のめり」になりズレていくパターンが多いです。
改善策としては「周りの音をよく聞く!」これしかないです。例えば、弾く事に100%の意識を使わず、「聞く」事にも半分の意識を使うように演奏すると周りの音が聞こえてくると思います。

2、そもそも、そのフレーズが弾けていない。

あるフレーズを弾くと、そこだけ「走ってしまう」事はよくあります。難しいフレーズほど「前のめり」になり走ってしまうものです。
改善策は、まずはそのフレーズを正確に弾けるようにします。場合によってはそのフレーズはカットしたり、弾きやすい運指(フレーズ内の音の変更も含め)に変える必要があります。そして、遅いテンポから練習します。

3、その人の性格や気持ちの問題。

これは「若干ある」と私は思っています。例えば「せっかちな人」や「焦っている人」は少なからず影響を受けるような気がします。勘違いしないでいただきたいのですが、これは性格なので否定的に言っているわけではありません。実は私もこのタイプでした。師匠のレッスンの時「君は少し走る!」と言われた事がありました。改善策を尋ねたら「自分は走りやすい。と認める事。どういったところで走るのか、自分で理解する事」このような事を言われました。とても納得しました。
改善策としては、まず「自分は走りやすい。」というのを認めるところから始まります。そして、どういった場面で走るのか自分の中で把握しておく事です。そうすると、だんだん走るのは減ってくるはずです。悪い例なのが「自分は走りやすい、という事をわかっていない!」もしくは「気づいていない!」これです。

4、遅れる事に妙な恐怖心がある。

レッスンでメトロノームなどで練習してると、「前のめりになり走ってしまい、ズレてくる」というパターンが多いです。「遅れてズレる」事よりも多い気がします。
これは「遅れる事の方がマズイ!」と無意識のうちに思っているようです。

「絶対に遅れない!」という気負いは「遅れる事の恐怖心」につながるような気がします。結果として、走ってしまいます。ですから「少し位遅れてもいいや」というような開き直りが必要かもしれません。
改善策は、余裕のあるテンポでの練習と、「少し位遅れてもいいや」(笑)の開き直りです。

いずれにしろ「走る」のを改善するのは容易ではありません。まずは「自分は走りやすい」事を認め、そこから改善していくのがいいと思います。

また次回


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