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こんにちは。

今回は「分数コードはちゃんと弾くべきか?」という内容で書いていきます。

「分数コード」とはC/GやAonGなどと表記されたコードです。実際の曲などでもよく出てくるコードです。これらは意外と曖昧なまま弾いてしまいがちです。(笑)

「分数コード」とはベース音が指定されたコードという意味です。ちなみに分母がベース音です。(jazz理論や現代音楽では分数コードを他の意味で捉える事もあります)

まず、考え方的には「分数コード」はベース音指定のコードなので、バンドやアンサンブルなどでベース奏者がいる場合は無視しても構わないという事になります。(もちろんギターで「分数コード」をきっちりと弾いてもまったく問題ありません)
ですからここで問題になるのはギター1本で弾く弾き語りのような時です。

ここで「分数コード」を大きく2つのグループに分けて考えていきます。
それは「分数コード」のベース音がそのコードの構成音にあるかないか?です。


1、「分数コード」のベース音がそのコードの構成音の場合。

例えばCコードの場合で考えていきます。コードの構成音はC、E、Gです。まずCのルート音(根音)がベース音になった場合、C/Cとなり、普通のCのコードです。(和声的には基本形とも言います)次は3度のEがベース音になった場合です。これはC/Eとなります。(第一転回形といいます)さらに5度のGがベース音になった場合はC/Gとなります。(第二転回形といいます。Cコードから派生する分数コードはC/EとC/Gの2つになります。またC7のコードの場合には前記の2つのコードの他C7/B♭が加わわります。(C7コードの7度の音、正確には短7度の音がベース音です。第3転回形といいます)
まとめると、このタイプの「分数コード」は転回形を示す、という事にります。

ではこれら「分数コード」(コードの構成音のタイプ)の表記があった場合、「すべてきっちりと弾く必要があるか?」これがポイントです。

まずアルペジオでの伴奏とストロークでの伴奏の2つで考えていきます。

結論から言いますと



1、アルペジオの場合


解答


「分数コード」を省略しないで弾く!


解説


アルペジオの伴奏の場合、通常ルート音から弾き始めます。ですからルート音が変化され「分数コード」になっている場合、そこにはベース音の進行上の意味があります。ですから出来るだけきっちり押さえます。ただし押さえる事が困難なコードがあるのも確かです。「一箇所の「分数コード」の為に曲が進まない、、」等の理由があるならば省略はやむを得ないかも知れません。最終的には自分の耳での判断です。



2、ストロークの場合


解答

それ程気にしない!(笑)


解説

例えばCコード(ローコードで)を何気なく6弦から弾きます。もちろんCコードの響きがします。(笑)しかし正確にはC/Eを弾いているのです。6弦の解放弦はEの音です。ですからCコード(ベース音がC)は6弦をミュートし、5弦の3フレットのCの音から弾き始めなくてはいけないのです。
実はこのように「分数コードになってしまっている、、」というコードは意外と多いのです。例えばG7のコードでも6弦をきっちり弾いていなければそれは正確にはG/Bです。4弦から下の弦(4、3、2、1弦)しか鳴らしていないのであればそれはG/Dです。
Dmのコードでも6弦と5弦をしっかりミュートしていなければ正確なDmにはなりません。(6弦だけミュートして実際にはDm/Aになっている場合は多々あります。いずれもローコードにおいて)

このようにストロークの場合、かなりアバウトになってしまうのが実情です。ですからそれ程気にしないでいいと思います。C/EをCに省略した場合、響きは違いますが基本的には同じコードです。
しかし簡単に押さえられるタイプの「分数コード」を省略すること無意味なので、
「楽に押さえられる分数コードは弾くが、押さえが難しいものは省略!」で構わないと思います。(例えば前記のCコードは6弦のミュートで正確なCとなります。このような簡単なものは実行しましょう)


まとめ

「分数コード」(構成音タイプ)で手こずるよりも「コードチェンジの隙間をなくす!」や「リズムを意識する!」などに集中した方が効果的です。

次はコードの構成音以外の「分数コード」の解説です。

続く、、、

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