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こんにちは。
今回は前回の続きになります。
「分数コード」はちゃんと弾くべきか?」の第2弾になります。

前回までは「分数コード」のベース音(分母の音)がそのコードの構成音の場合の解説でした。このタイプの「分数コード」は転回形を示す、というところまで解説しました。

今回は「分数コード」のベース音がそのコードに含まれていない場合の解説になります。

実はこのタイプの「分数コード」の種類はたくさんあります。
例えば、

1、「分数コード」の分子と分母を足して一つの一般的なコードになるタイプ。

2、ペダル音上に派生したコード。

3、アッパーストラクチャーの表記上のコード

4、その他、(分子と分母が独立した調性を確立したコード、など、、)

ここではよく見かける1のパターンで解説します。(2、3、4は興味がある方専用、、、笑)


例えばC/B♭というコードあったとします。分子のCのコードの構成音の中にB♭の音はありません。しかしCのコード(C、E、G)にB♭を加えるとC7になります。他の例ではDm/E♭はDm7、Am/A♭はAmM7、などいろいろあります。

ではこのタイプの「分数コード」はちゃんと弾くべきか?

結論から言うと「出来る限り省略しないで弾く!」です。
(アルペジオ、ストローク共に)

例えば前記のC/B♭を省略してCのコードで弾くとします。C/B♭はC7の響きなのでコード自体が変ってしまいます。ですから出来るだけ省略しないで弾くべきなのです。ただコードによってはとても押さえ辛いものがあります。その時は次の選択肢として、「分数コードの分子と分母をミックスして出来るコードに変換して弾く」がいいでしょう。
要するにC/B♭をC7として弾くのです。(ある程度のコードの構成音の知識が必要です)
これも大変という場合は最後の手段!(笑)「分数コードのベース音をカット!!」です。
これはC/B♭をCにして弾くという大胆?な方法です。簡単に言うとC7をCで弾くという事です。響きは単純になりますが間違えた音を出しているわけではありません。最終的にはこれも有りです。(笑)

ちなみによく出てくる分数コードで
Dm7/G(keyCで)があります。これはDm7にGを加えてDm7.11というコードに変換できますが、考え方的にはkeyCのツーファイブであるDm7、G7をくっつけたという事です。ですからこの場合ルート音を省略してしまうと次に解決するコード(大抵Cに進みます)に対する緊張感がなくなってしまいます。

例えばこのような進行で
|Dm7|Dm7/G|C|
分数コードのGの音をカットしてしまうと単にDm7からCに進む状況になり、Cに進む緊張感がなくなってしまうという事です。ですからこの場合はそのままDm7/Gを弾きます。
押さる事が困難な場合はルート音を省略するよりG7に変換した方がまだいいでしょう。(メロディーの音とぶつからなければ、、)
ちなみにDm/G、F/G、F6/Gなども基本的にはDm7/Gと同じ意味です。

実は「分数コード」はとても奥が深い世界なのです。(笑)興味がある方は理論書などで調べてみましょう。


また次回^_^


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