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2019.11.30
コンビネーションディミニッシュスケールの秘密、その1
こんにちは。
今回は「コンビネーションディミニッシュスケールの秘密」というタイトルで書いていきます。
(長いのでコンディミスケールと表記します)
このスケールはドミナント7thのコードで使用します。正確にはⅤ7やセカンダリードミナント等の「解決」する7thコードに使用します。(解決していない7thコードや9thを含んだ7thコードには通常使用しません。これは♭9thと#9thが入っている為です)
ではどのようなスケールか?
Cコンビネーションディミニッシュスケール
ド、レ♭、レ#、ミ、ソ♭、ソ、ラ、シ♭
C7のコードに当てはめた場合。
ド→ルート
レ♭→♭9th
レ#→#9th
ミ→3th
ソ♭→♭5th
ソ→5th
ラ→13th
シ♭→♭7th
ではこのスケールについてのポイントを上げていきます。
1、スケールの音が8個ある!
通常スケールの音は7個ですが、このスケールは8個!(ちなみに7個ではないスケールもあります。ホールトーンスケールは6個、ブルーノートペンタトニックスケールは5個など)
2、スケール内に♭9th、13thを含んでいる!(♭5thもあり)
マイナー系コードに傾斜しやすい♭9th、メジャー系コードに傾斜しやすい13thを含んでいます。この2のテンションを含むスケールは基本的にこのスケールのみです。
3、スケールが短三度ごとに同じ配列(度数)になっている。
短三度とはこの場合3つ目の音のことになります。
それらの音からスタートするスケールの並びが半音、全音、半音、全音の交互になっています。
Cコンビネーションディミニッシュスケール
ド、レ♭、レ#、ミ、ソ♭、ソ、ラ、シ♭
3つ目の音をルートにすると
D#(E♭)コンビネーションディミニッシュスケール
レ#、ミ、ソ♭、ソ、ラ、シ♭、ド、レ♭
さらに3つ目の音をルートにすると
G♭(F#)コンビネーションディミニッシュスケール
ソ♭、ソ、ラ、シ♭、ド、レ♭、レ#、ミ
さらに3つ目の音をルートにすると
Aコンビネーションディミニッシュスケール
ラ、シ♭、ド、レ♭、レ#、ミ、ソ♭、ソ
全て半音、全音、半音、全音の交互になっています。
要するに、
CコンディミスケールとD#(E♭)コンディミスケールとG♭(F#)コンディミスケールとAコンディミスケールは同じ!という事になります。
ですからCのコンディミスケールを弾いた場合、D#(E♭)コンディミスケール、G♭(F#)のコンディミスケール、Aのコンディミスケールを弾いている事になるわけです。(4つのスケールが同じになります)
ですからこのようにも考えられます。
CのコンディミスケールはD#(E♭)、G♭(F#)、Aのコンディミスケールと同じなので、
CのコンディミスケールはC7、D#7(E♭7)、G♭7(F#7)、A7で使用可能。
D♭(C#)コンディミスケールはD♭7(C#7)、E7、G7、B♭7(A#7)で使用可能。
DのコンディミスケールはD7、F7、A♭7(G#7)、B7で使用可能。
これで全てのドミナント7thコードが出現しました。
ようは「コンディミスケールは3タイプ(スケールをずらすだけ)覚えれば全てのドミナント7thコードに対応出来る!」となります。ただしドミナント7thコードの条件は最初の明記したものとなります。
続きます、、、
今回は「コンビネーションディミニッシュスケールの秘密」というタイトルで書いていきます。
(長いのでコンディミスケールと表記します)
このスケールはドミナント7thのコードで使用します。正確にはⅤ7やセカンダリードミナント等の「解決」する7thコードに使用します。(解決していない7thコードや9thを含んだ7thコードには通常使用しません。これは♭9thと#9thが入っている為です)
ではどのようなスケールか?
Cコンビネーションディミニッシュスケール
ド、レ♭、レ#、ミ、ソ♭、ソ、ラ、シ♭
C7のコードに当てはめた場合。
ド→ルート
レ♭→♭9th
レ#→#9th
ミ→3th
ソ♭→♭5th
ソ→5th
ラ→13th
シ♭→♭7th
ではこのスケールについてのポイントを上げていきます。
1、スケールの音が8個ある!
通常スケールの音は7個ですが、このスケールは8個!(ちなみに7個ではないスケールもあります。ホールトーンスケールは6個、ブルーノートペンタトニックスケールは5個など)
2、スケール内に♭9th、13thを含んでいる!(♭5thもあり)
マイナー系コードに傾斜しやすい♭9th、メジャー系コードに傾斜しやすい13thを含んでいます。この2のテンションを含むスケールは基本的にこのスケールのみです。
3、スケールが短三度ごとに同じ配列(度数)になっている。
短三度とはこの場合3つ目の音のことになります。
それらの音からスタートするスケールの並びが半音、全音、半音、全音の交互になっています。
Cコンビネーションディミニッシュスケール
ド、レ♭、レ#、ミ、ソ♭、ソ、ラ、シ♭
3つ目の音をルートにすると
D#(E♭)コンビネーションディミニッシュスケール
レ#、ミ、ソ♭、ソ、ラ、シ♭、ド、レ♭
さらに3つ目の音をルートにすると
G♭(F#)コンビネーションディミニッシュスケール
ソ♭、ソ、ラ、シ♭、ド、レ♭、レ#、ミ
さらに3つ目の音をルートにすると
Aコンビネーションディミニッシュスケール
ラ、シ♭、ド、レ♭、レ#、ミ、ソ♭、ソ
全て半音、全音、半音、全音の交互になっています。
要するに、
CコンディミスケールとD#(E♭)コンディミスケールとG♭(F#)コンディミスケールとAコンディミスケールは同じ!という事になります。
ですからCのコンディミスケールを弾いた場合、D#(E♭)コンディミスケール、G♭(F#)のコンディミスケール、Aのコンディミスケールを弾いている事になるわけです。(4つのスケールが同じになります)
ですからこのようにも考えられます。
CのコンディミスケールはD#(E♭)、G♭(F#)、Aのコンディミスケールと同じなので、
CのコンディミスケールはC7、D#7(E♭7)、G♭7(F#7)、A7で使用可能。
D♭(C#)コンディミスケールはD♭7(C#7)、E7、G7、B♭7(A#7)で使用可能。
DのコンディミスケールはD7、F7、A♭7(G#7)、B7で使用可能。
これで全てのドミナント7thコードが出現しました。
ようは「コンディミスケールは3タイプ(スケールをずらすだけ)覚えれば全てのドミナント7thコードに対応出来る!」となります。ただしドミナント7thコードの条件は最初の明記したものとなります。
続きます、、、
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