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こんにちは。
4月は入会する生徒さんが多い月です。入会する生徒の中にはまったくの初心者という方もいます。
またそのような方の中には「ギター初心者セット」のようなギターやチューナー、アンプがセットになった商品を購入し、レッスンに備えるという方もいるわけです。

実は初心者の方で意外と盲点になっている点があります。それは「ピックの選択」です。「ギター初心者セット」には、とりあえず的なピックしか付属していないのが普通です。

「ピック」というのは弾きやすさにかなり関係します。安価ですが、こだわるべきアイテムです。例えば「ピック」の硬さを変えただけで音が変わります。また「ピック」の先端部の角度の違いでも音は変わってきます。
ですから中級者以上の方でも「ピックをいろいろ試し、自分に合ったものを探す!」という作業は大事だと思います。また「以前から使っていたピックより今回使ったピックの方が弾きやすい!」という事はよくあり、このような事はいろいろなピックを試していかなければわかりません。

「ピック」において重要なポイントは「形状」と「硬さ」です。

ピックの形状は大きく2つです。1つは「三角ピック」(おにぎり型)もう1つは「ティアドロップ型」です。「ティアドロップ型」の方が先端部が鋭角です。先端部が鋭角の方がはっきりした音が出ます。

ピックの硬さについてはいろいろありますが、大きく3つか4つに分かれます。「やわらかい」「ふつう」「かたい」「かなりかたい」簡単に言うとこのような感じです。実際には「Thin」「Medium」「Heavy」「Extra Heavy」このような表記です。(ちなみに硬さの表記はメーカーそれぞれです)

私が思うには「形状」より「硬さ」の方がより弾きやすさ、音色に影響があるような気がします。

まとめです。

まず500円から1000円の予算でピックを購入しましょう。1つ100円ぐらいなので複数購入出来ると思います。ポイントは「硬さ」の異なるピックをそれぞれ購入する事です。「形状」の研究は後回しでいいです。とりあえず「いろいろな硬さを知っている」という事が大事です。
実際はその中から気に入ったピックを探す訳ですが、、、

ピックは「しなるかどうか?」という点が弾きやすさに関係します。ピッキングのコントロールが難しい初心者の方の場合、ピックに「しなり」のあるものがおススメです。硬いピックだとピッキングの粗が目立ってしまいます。基本的には「Medium」が無難です。ただ「弾きやすさ」というのはレベルによって変わっていきます。それに伴ってピックも変わっていきます。

また次回?

こんにちは。
今回のテーマは「エレキギターの練習とアンプ」です。内容的には以前も似たような事を書いたと思いますが、大事なのでもう一度書いておきます。

ある生徒さん(架空)がエレキギターを日々、練習していたとします。仕事や学校などの為、練習は夜になってしまいます。ギターアンプは持っているのですが、音量が気になり使っていません。気が付くと家でアンプを使ったのはかなり以前のような気がします。しかし、練習には支障が無いのでエレキギターの生音で練習を続けていました。

そのうち知り合いのベースとドラムの方から「今度、音楽スタジオで合わせてみよう!」と言われました。

きちんと準備をしてスタジオで合わせたのですが、どうも納得がいきません、ギターソロになると解放弦やハーモニックスのノイズが多く、綺麗に聞こえません、また自分の音量に気後れしてしまい思いっきり演奏が出来ませんでした、、、、

このような事は稀ではありません。普通にある事です。
教室の発表会でも「普通アンプを使っていないから戸惑ってしまいます!」などと生徒さんから言われる事もよくあります。


エレキギターはアンプから出た音がエレキギターの音なのです。ですからアンプを使わない状態というのはエレキギターであってエレキギターではないのです。

そしてアンプを使わない弊害があります。それは「こまかいノイズ音がわからない」という事です。
例えばロックギターであれば「チョーキング」というテクニックが必ず出てきます。それに付随して「チョーキングダウン」というのも出てきます。ちなみに「チョーキング」というのは弦を引き上げて音程を上げるテクニックです。「チョーキングダウン」はチョーキングで上がった音程を元に戻すテクニックです。実はこの「チョーキングダウン」は、テクニック自体は簡単ですがノイズがなく綺麗に弾くにはそれなりのテクニックが必要です。これには不必要弦のミュートがポイントになります。
また、12フレットには1番音が出やすいハーモニックスポイントがあります、この付近を弾く時ミュートが甘いと不必要なハーモニックス音が出てしまう場合があります。

さて、どうするか?

ここで問題になるのは「音量」なのです。簡単に言えば「アンプを使わずに練習していると「チョーキングダウン」のノイズや12フレット付近で弾いた時の不必要なハーモニックス音が聞こえない!」という事なのです。注意して聞いていれば聞こえるのですが何分にも音が小さく気にしなくなってしまいます。

ただ現実問題として「夜にアンプを使って練習!」というのはまず無理があります。ですから「ヘッドホン」を使うのが有効です。また、「音楽スタジオ」などを個人練習として借り、しっかり音量を出して練習する、というのもいいと思います。

また次回
こんにちは。
今回は前回の続きになります。
「分数コード」はちゃんと弾くべきか?」の第2弾になります。

前回までは「分数コード」のベース音(分母の音)がそのコードの構成音の場合の解説でした。このタイプの「分数コード」は転回形を示す、というところまで解説しました。

今回は「分数コード」のベース音がそのコードに含まれていない場合の解説になります。

実はこのタイプの「分数コード」の種類はたくさんあります。
例えば、

1、「分数コード」の分子と分母を足して一つの一般的なコードになるタイプ。

2、ペダル音上に派生したコード。

3、アッパーストラクチャーの表記上のコード

4、その他、(分子と分母が独立した調性を確立したコード、など、、)

ここではよく見かける1のパターンで解説します。(2、3、4は興味がある方専用、、、笑)


例えばC/B♭というコードあったとします。分子のCのコードの構成音の中にB♭の音はありません。しかしCのコード(C、E、G)にB♭を加えるとC7になります。他の例ではDm/E♭はDm7、Am/A♭はAmM7、などいろいろあります。

ではこのタイプの「分数コード」はちゃんと弾くべきか?

結論から言うと「出来る限り省略しないで弾く!」です。
(アルペジオ、ストローク共に)

例えば前記のC/B♭を省略してCのコードで弾くとします。C/B♭はC7の響きなのでコード自体が変ってしまいます。ですから出来るだけ省略しないで弾くべきなのです。ただコードによってはとても押さえ辛いものがあります。その時は次の選択肢として、「分数コードの分子と分母をミックスして出来るコードに変換して弾く」がいいでしょう。
要するにC/B♭をC7として弾くのです。(ある程度のコードの構成音の知識が必要です)
これも大変という場合は最後の手段!(笑)「分数コードのベース音をカット!!」です。
これはC/B♭をCにして弾くという大胆?な方法です。簡単に言うとC7をCで弾くという事です。響きは単純になりますが間違えた音を出しているわけではありません。最終的にはこれも有りです。(笑)

ちなみによく出てくる分数コードで
Dm7/G(keyCで)があります。これはDm7にGを加えてDm7.11というコードに変換できますが、考え方的にはkeyCのツーファイブであるDm7、G7をくっつけたという事です。ですからこの場合ルート音を省略してしまうと次に解決するコード(大抵Cに進みます)に対する緊張感がなくなってしまいます。

例えばこのような進行で
|Dm7|Dm7/G|C|
分数コードのGの音をカットしてしまうと単にDm7からCに進む状況になり、Cに進む緊張感がなくなってしまうという事です。ですからこの場合はそのままDm7/Gを弾きます。
押さる事が困難な場合はルート音を省略するよりG7に変換した方がまだいいでしょう。(メロディーの音とぶつからなければ、、)
ちなみにDm/G、F/G、F6/Gなども基本的にはDm7/Gと同じ意味です。

実は「分数コード」はとても奥が深い世界なのです。(笑)興味がある方は理論書などで調べてみましょう。


また次回^_^


こんにちは。

今回は「分数コードはちゃんと弾くべきか?」という内容で書いていきます。

「分数コード」とはC/GやAonGなどと表記されたコードです。実際の曲などでもよく出てくるコードです。これらは意外と曖昧なまま弾いてしまいがちです。(笑)

「分数コード」とはベース音が指定されたコードという意味です。ちなみに分母がベース音です。(jazz理論や現代音楽では分数コードを他の意味で捉える事もあります)

まず、考え方的には「分数コード」はベース音指定のコードなので、バンドやアンサンブルなどでベース奏者がいる場合は無視しても構わないという事になります。(もちろんギターで「分数コード」をきっちりと弾いてもまったく問題ありません)
ですからここで問題になるのはギター1本で弾く弾き語りのような時です。

ここで「分数コード」を大きく2つのグループに分けて考えていきます。
それは「分数コード」のベース音がそのコードの構成音にあるかないか?です。


1、「分数コード」のベース音がそのコードの構成音の場合。

例えばCコードの場合で考えていきます。コードの構成音はC、E、Gです。まずCのルート音(根音)がベース音になった場合、C/Cとなり、普通のCのコードです。(和声的には基本形とも言います)次は3度のEがベース音になった場合です。これはC/Eとなります。(第一転回形といいます)さらに5度のGがベース音になった場合はC/Gとなります。(第二転回形といいます。Cコードから派生する分数コードはC/EとC/Gの2つになります。またC7のコードの場合には前記の2つのコードの他C7/B♭が加わわります。(C7コードの7度の音、正確には短7度の音がベース音です。第3転回形といいます)
まとめると、このタイプの「分数コード」は転回形を示す、という事にります。

ではこれら「分数コード」(コードの構成音のタイプ)の表記があった場合、「すべてきっちりと弾く必要があるか?」これがポイントです。

まずアルペジオでの伴奏とストロークでの伴奏の2つで考えていきます。

結論から言いますと



1、アルペジオの場合


解答


「分数コード」を省略しないで弾く!


解説


アルペジオの伴奏の場合、通常ルート音から弾き始めます。ですからルート音が変化され「分数コード」になっている場合、そこにはベース音の進行上の意味があります。ですから出来るだけきっちり押さえます。ただし押さえる事が困難なコードがあるのも確かです。「一箇所の「分数コード」の為に曲が進まない、、」等の理由があるならば省略はやむを得ないかも知れません。最終的には自分の耳での判断です。



2、ストロークの場合


解答

それ程気にしない!(笑)


解説

例えばCコード(ローコードで)を何気なく6弦から弾きます。もちろんCコードの響きがします。(笑)しかし正確にはC/Eを弾いているのです。6弦の解放弦はEの音です。ですからCコード(ベース音がC)は6弦をミュートし、5弦の3フレットのCの音から弾き始めなくてはいけないのです。
実はこのように「分数コードになってしまっている、、」というコードは意外と多いのです。例えばG7のコードでも6弦をきっちり弾いていなければそれは正確にはG/Bです。4弦から下の弦(4、3、2、1弦)しか鳴らしていないのであればそれはG/Dです。
Dmのコードでも6弦と5弦をしっかりミュートしていなければ正確なDmにはなりません。(6弦だけミュートして実際にはDm/Aになっている場合は多々あります。いずれもローコードにおいて)

このようにストロークの場合、かなりアバウトになってしまうのが実情です。ですからそれ程気にしないでいいと思います。C/EをCに省略した場合、響きは違いますが基本的には同じコードです。
しかし簡単に押さえられるタイプの「分数コード」を省略すること無意味なので、
「楽に押さえられる分数コードは弾くが、押さえが難しいものは省略!」で構わないと思います。(例えば前記のCコードは6弦のミュートで正確なCとなります。このような簡単なものは実行しましょう)


まとめ

「分数コード」(構成音タイプ)で手こずるよりも「コードチェンジの隙間をなくす!」や「リズムを意識する!」などに集中した方が効果的です。

次はコードの構成音以外の「分数コード」の解説です。

続く、、、

こんにちは。
今回も前回の続きになります。
「ハイコードのみで弾く練習」の第3弾です。早速初めていきます。

3、最初は「パワーコード」で練習!

前回の記事で「m」や「m7」や「7」の押さえ方を解説しました。が最初からコードネームどうりの押さえ方で弾くのは大変です。ですからとりあえず「パワーコード」のみで弾くことにします。
「パワーコード」の押さえ方はルート音と5度の音です。
例えば「Cコード」のパワーコードは、5弦の3フレットにCの音があります。5度の音は4弦5フレットです。これだけです。また6弦の8フレットにもCの音があります。5度は5弦10フレットです。
これら5弦からのパワーコードも6弦からのパワーコードも指の形は同じです。この形をずらしてコードを変えていきます。

ちなみにパワーコードには「m」も「m7」も「7」もありません。全て同じ押さえ方です。(CmもCm7もC7も上記のCのパワーコードの押さえ方でOKです)

4、近いフレットでコードチェンジ!

例えばC、Gというコード進行があったとします。Cのコードを5弦3フレットがルートの「B♭コードタイプ」で弾いたとします、次のGコードの選択肢は2つ有ります。6弦3フレットがルートの「Fコードタイプ」と5弦10フレットがルートの「B♭コードタイプ」です。この場合3フレットで押さえたCのコードに近いのは前者の3フレットの「Fコードタイプ」のGコードとなります。
ただ、どちらを選択するかは好みがありますので慣れたらどちらでも構わないと思います。

5、Eコード、Aコードに注意!

Eのコードの場合5弦ルートの「B♭コードタイプ」が7フレットにあります。もうひとつの6弦ルートの「Fコードタイプ」は12フレットになってしまいます。(ローコードでは楽ですが)12フレットではフレットの幅が狭まく、かなり押さえ辛くなってしまいます。同じ理由E♭辺りも押さえがキツイです。Aの5弦ルートの「B♭コードタイプ」も12フレットになってしまいます。
まとめると「ハイコードはセーハが10フレットまで!」と決めておくと良いです。(エレキギターかアコギかで変わりますが、ちなみにクラシックギターの10フレットセーハはキツイです!笑)

同じコード進行でも、「ローコード」のみで弾くのと「ハイコード」のみで弾くのではかなり違います。
特にエレキギター系では「ハイコード」の方が標準として使われています。「ハイコード」はコードの形を覚えてしまえば、あとはずらすだけです。
頑張って覚えましょう!
こんにちは。
今回は前回の続きになります。
テーマは「ハイコードのみで弾く」という内容です。それでは早速初めていきます。

まず「ハイコード」の種類ですが、今回は1番ポピュラーな2種類で話しを進めていきます。1つは「Fコードタイプ」
(人差し指6弦から1弦までセーハ、中指3弦2フレット、薬指5弦3フレット、小指4弦3フレット)

もうひとつは「B♭コードタイプ」
(人差し指5弦から1弦までセーハ、中指4弦3フレット、薬指3弦3フレット、薬指2弦3フレット、もしくは薬指の小セーハを使って4弦の3フレット、3弦の3フレット、2弦の3フレットの3つを押さえます。また6弦はミュートします。ちなみに人差し指のセーハが6弦にかかっても構いません。ただし6弦はミュートです)

では「ハイコード」で連結するポイントです。



1、5弦と6弦の音を覚える!

まずはこれが基本です。「Fコードタイプ」は6弦の音がルートになっています。「B♭コードタイプ」は5弦がルートです。それぞれのコードは形を変えずにずらすだけで他のコードに変わっていきます。
例えば「Fコードタイプ」でAのコードを弾くとします。Aの音は6弦5フレットにあります。人差し指をそのフレットに合わせて「Fコードタイプ」を作り弾きます。するとそれはAのコードになっています。「
「B♭コードタイプ」も同じ考え方です。例えば「B♭コードタイプ」を3フレットで作るればそれはCのコードになっているのです。(5弦の3フレットはCだから)


2、「Fコードタイプ」「B♭コードタイプ」それぞれを「m」「7」「m7」などに変化させても弾けるようにする。

2-1、「Fコードタイプ」で中指を取ると「Fm」

2-2、「Fコードタイプ」で小指を取ると「F7」

2-3、「Fコードタイプ」で中指、小指の2本を取ると「Fm7」

3-1、「B♭コードタイプ」で2弦を1フレット下げると「B♭m」
(2弦の3フレットを2弦の2フレットにするの意、結果的に人差し指セーハはそのまま、薬指4弦3フレット、小指3弦3フレット、中指2弦2フレット)

3-2、「B♭コードタイプ」で3弦を2フレット下げると「B♭7」
(3弦の3フレットを3弦の1フレットにする意、結果的に人差し指セーハはそのまま薬指4弦3フレット、小指2弦3フレット)

3-3、「B♭コードタイプ」で2弦を1フレット、3弦を2フレットそれぞれ下げるると「B♭m7」
(人差し指のセーハはそのままで、薬指4弦の3フレット、中指2弦の2フレットとなります)


次回に続く
こんにちは。
今回は「ハイコードのみで弾く練習」というテーマで書いていきます。
例えば、
フォークギターやエレキギターでコードの練習をするとします。
まずは簡単な「Cコード」や「Amコード」を練習する流れになると思います。(パワーコードから練習、というのもあると思いますが、、)

次に「Fコード」や「B♭コード」などの難しいコードの練習、、、となると思います。
そして各コードを指弾きのアルペジオで弾いたりする練習に入っていくのがコード練習の定番の流れだと思います。

実は、この練習の中で1つ抜けている練習があります。それは「ハイコードのみで弾く練習」です。「ハイコード」というのは「Fコード」や「B♭コード」のような開放弦を使わずセーハを使うコードの事です。
(実はローコードの「Cコード」や「Amコード」にも「ハイコード」が存在します)

ここで大事なポイントを書いておきます。
「ギターコードの中ではハイコードが主であり、ローコードは副になります」
ギターコードの世界ではハイコードで弾けないコードはありません。(開放弦の特殊な響きを狙ったコードはありますが)
ですからローコードというのは「たまたま開放弦が使えた!」という事なのです。例えばメジャー系コードを例にとります。コードは12あります。C、C#、D、D#、E、F、F#、G、G#、A、A#、Bです。この中でローコードで押さえられるコードはC、D、E、G、Aの5つしかありません。またマイナー系コードではCm、C#m、Dm、D#m、Em、Fm、F#m、Gm、G#m、Am、A#m、Bmとなり、この中でローコードで押さえられるコードはDm、Em、Amのたった3つです。ローコードで弾けるコードというのはとても少ないのです。また、これらのローコードはハイコード化する事も出来ます。要するに「ローコードはハイコード化が可能、逆はほとんど無理!」という事なのです。
ですから巷の曲で「ローコードのみで弾ける曲」というのはとても少ないのです。(童謡や演歌などは主要3和音のみの和音で出来ている事が多く、ローコードのみで弾く事が可能です。また昔のフォークソング系の曲なども可能な場合があります)

ですから初心者の生徒さんの練習曲にはとても気を使います。なるべくローコードのみで弾ける曲などを練習曲として使っていますがなかなか無いのが現実です。


では本題に戻り、どのような練習すれば「ハイコードのみで弾く」もしくは「ほとんどハイコードで弾く!」という事が出来るのか?

次回に続く!
こんにちは。
今回は「B♭コードマスター講座」第3弾になります。

では早速始めていきます。

7、左の親指の位置が上にあるとセーハが決まらない!

まず「ローコード」と「ハイコード」では左手のフォームが変わる、という事を認識しておきましょう。ちなみに「ローコード」というのは開放弦を使うコードの事です。「ハイコード」はセーハを使う開放弦を使用しないコードです。ですから「B♭コード」は「ハイコード」になります。

一般的には「ハイコード」の方が「ローコード」より左手の手の甲の位置が下がり、親指の位置も下がります。たまに「ローコード」から「ハイコード」に移る時、左の親指の位置を変えないフォームで弾いている方がいます。このフォームだと親指の位置が上すぎて人差し指のセーハがカーブ状態になり綺麗に押さえられません。
ですから「ハイコードの時は左手の親指の位置を少し下げる」これがコツです。


8、ネックの位置は水平よりヘッドが上がっている方が良い!

これは実践してみるとわかると思います。基本的に人間の手は縦の物を掴む方が横の物を掴むより楽です。ですからチェロやコントラバスなどは手の本来の動きに対して自然なのです。
ですからギターのネックの位置も水平ではなく、ヘッド側(糸巻き)を上に上げ、少しでも縦の状態に近づける必要があります。方法としては「ストラップを使う」もしくは「足台を使う」です。今回は「ストラップを使う」を推奨します。「足台」でも構わないのですが右手の弾く位置が下がるので慣れが必要です。ちなみに「足台」使用の場合は左足を乗せる「クラシックギターのフォーム」となります。
「ストラップを使う」の場合はギターのネックが水平ではなくヘッドを上げる事が大事なポイントです。
(楽に「ハイコード」を押さえられるようになったら水平でも構いません)



9、とにかく同時に押さえる事が大事!音が出る、出ないは後回しに!

実はこれ、とても大事な事でなのです。ありがちな例として「音が出る事を最優先と考えて毎回コードチェンジが遅れる」これはとても多い事例です。

最初は音は出なくて構わないのです!
同時に押さえるスピードが大事なのです。
例えばCのコードを4分音符で4つ弾き次にB♭のコードを同じく4分音符4つ弾くとします。この時のポイントは「遅れないでB♭コードを弾く!」という事です。ですから極端な話、B♭コードの最初の1拍目は音が出なくても構いません。2拍目からコードの音が出る感じで今はいいのです。その代わり遅れてはダメです!

さて、B♭コードの攻略方法をいろいろと考えてみました。
練習の軸は2つになります。
「B♭コードの音を出す練習」と「B♭コードを遅れないで押さえる練習」
です。

また次回^_^
こんにちは。
今回は「B♭コードの研究」の第2弾になります。
それでは早速進めていきます。

4、「アコギフォームのB♭」の場合中指、薬指、小指をくっつけて1本の指のイメージにする!

「アコギフォーム」で押さえる時、中指、薬指、小指の間が開いているとフレットに指が寄らずきれいな音が出ません。特に中指はフレットに寄せるのは困難です。
イメージとしては小指の上に薬指が乗っかり薬指の上に中指が乗っかる感じです。そしてその3本の指を1本の指のようにイメージします。
ですから実際に指板を押さえる時は人差し指で1本の指、中指、薬指、小指で1本の指、結果的に2本の指で押さえる感じになります。


5、「エレキフォームのB♭」では薬指の反らしがポイント!

「エレキフォームのB♭」での悪い例として「薬指の反らしが不十分で1弦の3フレットまで押さえてしまっている」というのがよくあります。
この時、1弦がミュートになっているのであればまだいいのです。なぜなら1弦はF(ファ)の音で、4弦でもFの音は鳴っているからです。またFの音はB♭コードの5度の音にあたり省略が可能だからです。
ちなみに薬指の反らしが甘く、1弦の3フレットを押さえしまうと「B♭6」というコードになってしまいます。

練習方法としては「まずは1弦の音は出なく構わないが2弦まではなんとか音を出す!」まずはこれを目標にします。1弦がミュート状態で構わないのであれば薬指の反らしは少しだけで大丈夫です。


5、「アコギフォームのB♭」「エレキフォームのB♭」共に大事な音は2弦3フレットのD(レ)の音!

D(レ)の音はB♭コードの3度(長3度)の音にあたりメジャーかマイナーを決定する大事な音です。かつ、このD(レ)の音は押さえている音の中で1つだけです。ですから2弦の3フレットのDの音が聞こえないとメジャーかマイナーかがわからず「パワーコード」(1度と5度だけで出来たコード)の響きになってしまいます。


6、「アコギフォームのB♭」で中指、薬指、小指の第1関節を反らせない!

この第1関節が反っているフォームになっている方は意外と多いです。このフォームだと弦を押さえる指が指先ではなくもっと下側になってしまいます、ですから押さえ方が甘くなってしまうのです。
練習方法としては指が弦にあたる瞬間、指先にあたるように意識して練習する必要があります。
こういった練習は早くやってはダメです。指を確認しながらゆっくりと練習します。

まだ続きます、、、
こんにちは。
今回は「B♭コードをマスターする」という内容で書いていきます。
難しいコードの代表として「Fコード」と「B♭コード」があります。

B♭コードは「Fコードの次に押さえられるようにしておくべきコード!」です。

「Fコードは押さえられるけどB♭はムリ!」「B♭コードは全然音が出ない!」など生徒さんからもよく聞かれます。要するに難問コードです。

では、B♭コードを攻略するポイントをまとめてみます。

1、「B♭コード」の押さえ方は2つ!

「B♭コード」は1フレット5弦から1弦までセーハ。(6弦からセーハでも構いません)4弦3フレット、3弦3フレット、2弦3フレットをそれぞれ押さえるコードです。
この時、4弦3フレットを中指、3弦3フレットを薬指、2弦3フレットを小指と押さえるやり方と、4弦3フレット、3弦3フレット、2弦3フレットを薬指を反らして3音押さえるやり方があります。最初の押さえ方はクラシックギターやフォークギターでよく使われるフォームです。
このフォームをここでは「アコギフォームのB♭」という名称をとりあえず使います。
もう1つのフォームはエレキギターでよく使うフォームなので「エレキフォームのB♭」と名称にします。


2、最初は「アコギフォームのB♭」で練習!

最終的には「アコギフォーム」「エレキフォーム」共に押さえられるようにするのがベストですが、まずは「アコギフォームのB♭」で練習します。
ちなみに「アコギフォーム」をエレキギターで使う事は問題ありません。ただし逆は音がより出づらくなる事があります。特にクラシックギターで「エレキフォームのB♭」を使うとネックの幅が広いので押さえる難易度が上がります。


3、「アコギフォームのB♭」は人差し指と中指が鍵!

「アコギフォームのB♭」のポイントは「人差し指と中指の開き」です。この2つの指の間は1フレット空いています。ですからまず、この2本の指の開きが楽に出来るようになっていなければならないのです。
練習方法としては人差し指と中指だけを使って練習します。人差し指を5弦1フレット、中指を4弦3フレット、この2本の指を同時に押さえる練習をします。「同時」という事が大事なポイントです。押さえる時2本の指に時間差があってはダメです。
これが出来たら人差し指は5弦からのセーハに変えて練習します。この時人差し指の指先が6弦に軽く触れていると6弦の音がミュートされ、B♭の基本形となります。(B♭のルート音は5弦の1フレット、6弦からのセーハだとルート音は6弦1フレットとなり正確にはB♭/Fというコードになります)

次回に続く!